粘表皮癌

 

粘表皮癌は特殊な肺癌の中でも早期発見、早期治療で治癒する可能性のある癌と言われております。

これらの肺癌は比較的若い人に多く、極早期は無症状なのですが、癌が成長すると喘鳴(ヒューヒュー、ゼーゼー)を起こす為、

気管支喘息と間違う診断で癌治療が遅れてしまう可能性もあるので注意が必要です。

粘液を産生する細胞と扁平上皮細胞の両方に分化し、その中間的な細胞もみられる。腺表皮癌との違いは、腺表皮癌が腺癌の部分と

扁平上皮癌の部分よりなるのに対して、粘表皮癌は一つの癌巣の中に粘液産生細胞と扁平上皮細胞がみられることである。

粘液産生細胞は管腔を形成することもある。上皮性悪性腫瘍(癌腫)の組織型の一つ。

組織病理学的には、嚢胞性に拡張した腺管や不整形の腺管には粘液産生の明瞭な細胞質の明るい細胞が認められる。

周囲には、敷石状の配列を示す扁平上皮様細胞や充実性胞巣を形成する中間細胞の増殖が認められる。

扁平上皮様の細胞には角化は見られず、間質は線維性組織で、腫瘍被膜は不明瞭である。

粘液産生細胞、類表皮細胞 及び これらの細胞より小型で形態的にどちらにも属さない中間細胞からなる。唾液腺や、

気道の呼吸線毛上皮に覆われた領域の外分泌腺などより生ずる。

悪性唾液腺腫瘍としては頻度の高いものの一つである。但し、5年生存率は80%と良い。すなわち多くは比較的予後が良いものである。

しかし、中には予後の悪い分化度が低いものもある。

肺内の気管支腺より生じたものは、稀な組織型の肺癌として認識される。


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